ワインと料理でフランスのテロワールをたどる集いの第二回をご案内します。
オトワレストランのソムリエの佐藤比呂之、小住剛太郎がワイン産地のレクチャーと食とワインのマリアージュをご提案。自然派ワインの作り手や若手の生産者にスポットをあてていきます。
【第二回】2016年8月25日(木)19時00分より
会場 オトワレストラン
料金 16,000円 (御料理・ワイン込、税・サービス料別途)
定員 各回12名様
※お申込みは一回毎に承ります。初めてのご参加でもお楽しみいただけます。
終了 第一回(5月) シャンパーニュ地方からスタートして、ブルゴーニュ、ローヌへワインの旅
●第二回(8月) プロヴァンス、ラングドック、ボルドーなど南仏を中心にご紹介
●第三回 (11月) ボジョレーヌーヴォー解禁!フランス各地のワインをおたのしみいただきます。
~第二回 ご紹介予定のワイン~
レ・ドマニエール ロゼ / ドメーヌ・オットー LES DOMANIERS ROSE / DOMAINES OTT
(プロヴァンス・ロゼ)
「畑やワインに何かを加えれば、それは必ずある時、ワインを飲んだ人の体の中に発見されることになる」
4代にわたって極めて強固なファミリー経営を続け、早くから独自の哲学に基づく自然農法による耕作を取り入れて造られるオットーのプロヴァンス・ロゼ。
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ル・セック・ドゥ・レイヌ・ヴィニョー / シャトー・レイヌ・ヴィニョー Le Sec de Rayne Vigneau / Rayne Vigneau
(ボルドー・白)
甘口ワインの代表格ソーテルヌの第1級格付けCh.レイヌ・ヴィニョーのリュット・レゾネで造る辛口白ワイン。
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インテリジェンス・ヴィオニエ / シャトー・ゲリー L’Intelligence Viognier / Chateau Guery
(ラングドック・白)
ラングドックで8代にわたりワイン造りをしている小規模な生産農家。ピュアな果実味と繊細さをもち、バランスにも大変優れるその味わいからは、造り手の目指す方向性をしっかりと感じることが出来る。
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フォジェール / ドメーヌ・レオン・バラル Faugeres / Domaine Leon Barral
(ラングドック・赤)
父レオンの代は協同組合にブドウを全量売っていたが、1993年にディディエは醸造施設を購入し、醸造・元詰を開始。ワイン造りを始めるや、瞬く間にラングドックのアペラシオンをこえて偉大なフランスワインと評価される。
長い時間をかけ自然の生態系を取り戻した畑には、ブドウの葉にとまるてんとう虫や、畑の土の中のみみず、草花や野生のアスパラ、鳥達、そして見渡す限り、どこまでも広がる豊かな自然に溢れている。
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オー・メドック / クロ・デュ・ジォゲイロン Haut Medoc / Clos de Jaugueyron
(ボルドー・赤)
ミシェル・テロン氏はBTSA(醸造栽培上級技術者)でブドウ畑の管理から醸造までを学び、卒業後の1993年にカンテナック村でのワイン造りを始めたが、丁寧で細やかな仕事は瞬く間にワインの評価へとつながる。
一方でミシェルは受粉のためにミツバチを飼育し蜂蜜を集めたり、畑で兎を捕らえ料理するなど、ありのままの自然を楽しみながら造るワインには、強い個性があらわれている。